S-18/100 対戦車ライフル(首都警特機隊“ケルベロス”編)
いよいよ平成26年も暮れようとしています。
先日、mixiにログインしておりましたら、つぶやきネタで「今年やり残したことはなんですか?」というお題がありました。
さて、このブログ的にやり残したことはなんだろう?と思ったら、ハタと思い当たりました。
以前、ドラゴン社の「S-18/100 対戦車ライフル」について3つの記事を書きました。
すなわち…。
・「S-18/100 対戦車ライフル」(商品レビュー編)
・「S-18/100 対戦車ライフル」(ドイツ軍編)
・「S-18/100 対戦車ライフル」(イタリア軍編)
の3編なのですが、実はもう一つ計画していたのです。
それが今回の(首都警特機隊“ケルベロス”編)です。
今年のやり残りなんてレベルではなく、約3年越しの企画となってしまいましたが、年末のひととき、お付き合いください。
※本記事の内容は一連のケルベロス・サーガの設定および世界観を参考にして私が勝手に妄想したものです。
「ケルベロス・サーガ外伝 『魔弾の射手』」

ナレーション:鈴木瑞穂(サンをイメージして地の文をお読みください)

戦後の混乱からようやく立ち直りつつあった日本を再び激震が襲う。
いわゆる“日独安保”を巡る騒乱である。

かの有名な昭和34年6月2日の“千住事件”に呼応するように、大手紡績会社・アベ紡績荒川工場でも一大争議が起こった。セクトに扇動された一部労働者がアベ紡績工場の倉庫に立てこもったのだ。
アベ紡績工場の倉庫は戦前に建てられた煉瓦造りの建物で、かの空襲にもびくともしなかった頑丈な倉庫である…。
時あたかもドイツよりフリードリヒ・フォン・ディルクゼン特使の訪日直前であり、事件の早期解決を図る政府と首都警に、特機隊投入のためらいはなかった。

警視庁公安部 第1課(左翼担当) 松田課長
「ですから、何度も申し上げているとおり、アベ紡績内における赤色分子の活動は微々たるものであり、いたずらに刺激すると却って…、ええ、ですから、一部の冒険主義者の跳ね上がり的な意味合いしかもたない今回の騒動にですな…、そのような大げさな…、もしもし?もしもし?… 切れちまった…」
笹本絵里巡査長
「“泣く子と首都警には勝てぬ”ですね。ハイ、大竹胃酸。いい薬です」

松田課長
「ありがとう…。まったく最近の首都警のやり方には参るよ…。なんでもぶっそうな武器も相当数がドイツから入っているというじゃあないか…。前大戦のセコハンをべらぼうな高値で買い取らされているらしいぜ。あ、イタタタタ。また胃が痛み出しやがった…」

04:24 アベ紡績荒川工場近くの首都警特機隊仮設詰所

この特機隊員が持ち上げているのが“ゾロターン S-18/100”である。
瑞西・ゾロターン社により製造された対戦車ライフルは、全長、176センチ、重量は本体のみで45キログラムにもなる。
薄明に紛れ運搬用カートにより仮説詰所から運び出される“ゾロターン S-18/100”。

やはりドイツ軍より払い下げられた運搬用カートは、この“ゾロターン S-18/100”専用のものではない。
“ゾロターン S-18/100”の運用は首都警特機隊の一般的な運用人数である3名を1組とされている。

先頭を行く“特殊二〇粍手動砲(対戦車ライフルの特機隊内での呼称)班”の班長。
手にしているのは“ハーネルMP41短機関銃”。
本短機関銃の木製銃床は、この短機関銃の兄弟分であるエルマ・ベルケMP40の折りたたみストックに比べて暴徒鎮圧の際に有効とされていた。
なんのことはない木製銃床で暴徒を殴りつけるのだ…。
班長に続いた砲手により牽引され荒川沿いの工業地帯を行く“ゾロターン S-18/100”。

運搬カートには通常、“ゾロターン S-18/100”本体に加え、その弾薬(約100発)、予備銃身、整備キット等が収められている。
最後尾を行くのは観測手。

右肩から掛けているのは、ドイツの“ステレオ式測距儀”
セクトの分子が立てこもる煉瓦倉庫を見下ろす位置に布陣した“特殊二〇粍手動砲班”
さっそく工場の様子を確認する。


暖をとるため廃材でも燃やしているのか多少の煙が確認できるが工場内は比較的平穏のようだ。
近所の住民も野次馬のように集まってきているのも確認できる。
が、問題は強行分子の立てこもる倉庫群。
観測手は煉瓦造りの倉庫の壁に小さな明かり取り用の窓を発見した。

「目標、東倉庫の明かり取り窓。距離450!」
「距離は少しあるが、なァに、ガラス窓くらい窓枠ごと吹っ飛ぶぜ」

砲手は450メートル先の小窓から覗くセクト分子の左袖にはめられた紅い腕章に狙いを定めた。
「命中! 続けてその右15メートルの鉄扉!」
と、観測手。

倉庫の中では何が起こったのかわからないようだった。
赤さびた鉄扉が崩れ落ちるのと、“ゾロターン S-18/100”に装着された弾倉が空になるのとは、ほぼ同時だった。
※観測手はステレオ測器儀を敵に対して体を真正面に構えるため、通常は片腕に装着する装甲板を、保護のため両腕に装着している。
が、測器儀だけでも5キログラムあることに加えて両腕に装甲板を装着することは観測手に過重な負担を強いる結果となり評判は悪かった。
「おっ、突入班が入って行くぜ…。大した抵抗はないようだが、派手に撃ってやがる…」

乾いた銃声がしばらく続く…。
特機隊の隊員なら誰でもわかる自分たちの銃だけの銃声が、疲れ切ったこの工業地帯に響きわたる。

首都警特機隊、副長の談話
「本日0737。都下、アベ紡績荒川工場内を不法に占拠していた暴徒を完全に鎮圧せり。その際、暴徒は激しく抵抗したため、付近住民に甚大な被害が及びうる可能性を考慮し、やむなく首都警特機隊突入班を突入せしめたり。特機隊の損害は誠に軽微なり。なお暴徒らに生存者なし。以上」
「さぁ、引き上げだ…」

当初のもくろみ通り“ゾロターン S-18/100”は煉瓦の壁や鉄扉の破壊に関してはその有効性が認められた。
が、その一方で砕けた煉瓦は暴徒等のかっこうの武器と化し、付近住民も加わって、砕けた煉瓦を特機隊に向かって投げつけるなどの行動が見られ、特機隊の活動に相当の支障が生じた。
そのためか、 このアベ紡績荒川工場立てこもり事件以降、“ゾロターン S-18/100”は特機隊では使われていない…。
つかの間の休息を取る“冥界の番犬-ケルベロス-”たち。
彼らにはまた別の武器が必要だった…。

〈おしまい〉
ちなみに手にしている煙草“ホープ”は昭和32年の発売…。

「いかがでしたか?
本ブログにおけるケルベロス・サーガシリーズの第2弾は?
今年も1年間ありがとうございました。
来年も皆様にとっていい年でありますように」
瑞鳥フクロウ“不苦労”とともに…
参考文献
ボクはこの犯罪捜査大百科平成12年版」を持っていますが、最近、上のように復刻版が発売されたようですね。お値段も復刻版の方がリーズナブルになってます。
警察機構や犯罪、捜査について、作品作りすることを前提に書かれていて大変わかりやすい本です。
そしていつのもこちら。
これはホント、バイブルです。
先日、mixiにログインしておりましたら、つぶやきネタで「今年やり残したことはなんですか?」というお題がありました。
さて、このブログ的にやり残したことはなんだろう?と思ったら、ハタと思い当たりました。
以前、ドラゴン社の「S-18/100 対戦車ライフル」について3つの記事を書きました。
すなわち…。
・「S-18/100 対戦車ライフル」(商品レビュー編)
・「S-18/100 対戦車ライフル」(ドイツ軍編)
・「S-18/100 対戦車ライフル」(イタリア軍編)
の3編なのですが、実はもう一つ計画していたのです。
それが今回の(首都警特機隊“ケルベロス”編)です。
今年のやり残りなんてレベルではなく、約3年越しの企画となってしまいましたが、年末のひととき、お付き合いください。
※本記事の内容は一連のケルベロス・サーガの設定および世界観を参考にして私が勝手に妄想したものです。
「ケルベロス・サーガ外伝 『魔弾の射手』」

ナレーション:鈴木瑞穂(サンをイメージして地の文をお読みください)

戦後の混乱からようやく立ち直りつつあった日本を再び激震が襲う。
いわゆる“日独安保”を巡る騒乱である。

かの有名な昭和34年6月2日の“千住事件”に呼応するように、大手紡績会社・アベ紡績荒川工場でも一大争議が起こった。セクトに扇動された一部労働者がアベ紡績工場の倉庫に立てこもったのだ。
アベ紡績工場の倉庫は戦前に建てられた煉瓦造りの建物で、かの空襲にもびくともしなかった頑丈な倉庫である…。
時あたかもドイツよりフリードリヒ・フォン・ディルクゼン特使の訪日直前であり、事件の早期解決を図る政府と首都警に、特機隊投入のためらいはなかった。

警視庁公安部 第1課(左翼担当) 松田課長
「ですから、何度も申し上げているとおり、アベ紡績内における赤色分子の活動は微々たるものであり、いたずらに刺激すると却って…、ええ、ですから、一部の冒険主義者の跳ね上がり的な意味合いしかもたない今回の騒動にですな…、そのような大げさな…、もしもし?もしもし?… 切れちまった…」
笹本絵里巡査長
「“泣く子と首都警には勝てぬ”ですね。ハイ、大竹胃酸。いい薬です」

松田課長
「ありがとう…。まったく最近の首都警のやり方には参るよ…。なんでもぶっそうな武器も相当数がドイツから入っているというじゃあないか…。前大戦のセコハンをべらぼうな高値で買い取らされているらしいぜ。あ、イタタタタ。また胃が痛み出しやがった…」

04:24 アベ紡績荒川工場近くの首都警特機隊仮設詰所

この特機隊員が持ち上げているのが“ゾロターン S-18/100”である。
瑞西・ゾロターン社により製造された対戦車ライフルは、全長、176センチ、重量は本体のみで45キログラムにもなる。
薄明に紛れ運搬用カートにより仮説詰所から運び出される“ゾロターン S-18/100”。

やはりドイツ軍より払い下げられた運搬用カートは、この“ゾロターン S-18/100”専用のものではない。
“ゾロターン S-18/100”の運用は首都警特機隊の一般的な運用人数である3名を1組とされている。

先頭を行く“特殊二〇粍手動砲(対戦車ライフルの特機隊内での呼称)班”の班長。
手にしているのは“ハーネルMP41短機関銃”。
本短機関銃の木製銃床は、この短機関銃の兄弟分であるエルマ・ベルケMP40の折りたたみストックに比べて暴徒鎮圧の際に有効とされていた。
なんのことはない木製銃床で暴徒を殴りつけるのだ…。
班長に続いた砲手により牽引され荒川沿いの工業地帯を行く“ゾロターン S-18/100”。

運搬カートには通常、“ゾロターン S-18/100”本体に加え、その弾薬(約100発)、予備銃身、整備キット等が収められている。
最後尾を行くのは観測手。

右肩から掛けているのは、ドイツの“ステレオ式測距儀”
セクトの分子が立てこもる煉瓦倉庫を見下ろす位置に布陣した“特殊二〇粍手動砲班”
さっそく工場の様子を確認する。


暖をとるため廃材でも燃やしているのか多少の煙が確認できるが工場内は比較的平穏のようだ。
近所の住民も野次馬のように集まってきているのも確認できる。
が、問題は強行分子の立てこもる倉庫群。
観測手は煉瓦造りの倉庫の壁に小さな明かり取り用の窓を発見した。

「目標、東倉庫の明かり取り窓。距離450!」
「距離は少しあるが、なァに、ガラス窓くらい窓枠ごと吹っ飛ぶぜ」

砲手は450メートル先の小窓から覗くセクト分子の左袖にはめられた紅い腕章に狙いを定めた。
「命中! 続けてその右15メートルの鉄扉!」
と、観測手。

倉庫の中では何が起こったのかわからないようだった。
赤さびた鉄扉が崩れ落ちるのと、“ゾロターン S-18/100”に装着された弾倉が空になるのとは、ほぼ同時だった。
※観測手はステレオ測器儀を敵に対して体を真正面に構えるため、通常は片腕に装着する装甲板を、保護のため両腕に装着している。
が、測器儀だけでも5キログラムあることに加えて両腕に装甲板を装着することは観測手に過重な負担を強いる結果となり評判は悪かった。
「おっ、突入班が入って行くぜ…。大した抵抗はないようだが、派手に撃ってやがる…」

乾いた銃声がしばらく続く…。
特機隊の隊員なら誰でもわかる自分たちの銃だけの銃声が、疲れ切ったこの工業地帯に響きわたる。

首都警特機隊、副長の談話
「本日0737。都下、アベ紡績荒川工場内を不法に占拠していた暴徒を完全に鎮圧せり。その際、暴徒は激しく抵抗したため、付近住民に甚大な被害が及びうる可能性を考慮し、やむなく首都警特機隊突入班を突入せしめたり。特機隊の損害は誠に軽微なり。なお暴徒らに生存者なし。以上」
「さぁ、引き上げだ…」

当初のもくろみ通り“ゾロターン S-18/100”は煉瓦の壁や鉄扉の破壊に関してはその有効性が認められた。
が、その一方で砕けた煉瓦は暴徒等のかっこうの武器と化し、付近住民も加わって、砕けた煉瓦を特機隊に向かって投げつけるなどの行動が見られ、特機隊の活動に相当の支障が生じた。
そのためか、 このアベ紡績荒川工場立てこもり事件以降、“ゾロターン S-18/100”は特機隊では使われていない…。
つかの間の休息を取る“冥界の番犬-ケルベロス-”たち。
彼らにはまた別の武器が必要だった…。

〈おしまい〉
ちなみに手にしている煙草“ホープ”は昭和32年の発売…。

「いかがでしたか?
本ブログにおけるケルベロス・サーガシリーズの第2弾は?
今年も1年間ありがとうございました。
来年も皆様にとっていい年でありますように」
瑞鳥フクロウ“不苦労”とともに…
参考文献
![]() | シナリオ別冊 犯罪捜査大百科 復刻版 2013年 03月号 [雑誌] (2013/02/18) 長谷川 公之 商品詳細を見る |
ボクはこの犯罪捜査大百科平成12年版」を持っていますが、最近、上のように復刻版が発売されたようですね。お値段も復刻版の方がリーズナブルになってます。
警察機構や犯罪、捜査について、作品作りすることを前提に書かれていて大変わかりやすい本です。
そしていつのもこちら。
![]() | ケルベロス東京市街戦―首都警特機隊全記録 (Gakken Mook) (2009/03) 不明 商品詳細を見る |
これはホント、バイブルです。
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KERBEROS~試し撮り~
独特の世界観とプロテクトギアに代表される装備や武器が魅力の「ケルベロス・サーガ」。
その深遠な作品世界に、まだまだ入り込めていないボクですが、今回は、ちょっと前の作品を載せてみたいと思います。

この一連の写真は、ボクが始めてデジタル一眼レフを購入した際に撮ったものです。
中学1年生の時にリトルニコンことNikon EMを購入して以来約30年近く銀塩フィルムの一眼レフで撮影していました。
で、やっと機能的に、デジタル一眼が、銀塩の一眼レフカメラに追いついてきた頃、現在も使っているNikon D-80を購入いたしました。
使用しているのは、銀塩時代から使用しているマイクロニッコール60mm F2.8。
これをデジタルカメラに使うと、焦点距離が長くなる、つまりやや望遠気味になってしまうのですね。
そんなこともあり、フィギュアで試し撮りしたのが、今回の写真で、今から約5年ほど前の作品になります。
当時は、ちょうどタカラのクールガールシリーズで、この「犬狼伝説 プロテクトギア 鷲尾 翠 in COOL GIRL 」が発売された頃だったと思います。

どのくらいの距離で、どのくらいのものが、どの程度、画面に収まるかという画角を掴むために、車両とも組ませてみました。
バックに写っているのが、それで、これは、イギリスのPalitoyのアクションマンシリーズで発売された、ドイツ軍のSd.Kfz. 222装甲車。
高校三年生の時、東京はポストホビーで購入しました。これを最初に、お店で見た時は興奮しました…。

次に馬とも組ませてみました。学研の「ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録」には、出ていない設定だと思うのですが、視点が高くなり、遠くまで見通せるので騎馬を使うことは多々あるので、こういうのもアリかなと思って撮ってみました。
今回ご紹介した写真は、前に撮った写真なので、セピア調に画像処理してみましたが、もともとはカラーです。

いちおう足には拍車をつけてみました。
それと、写真左に写っているのは、馬用のガスマスク。人間だけマスクしているのではおかしいですからね。
ただこれをつけているドイツ馬の画像が手持ちの資料からは見つかりませんでした。あれから5年も経っているので、また調べて、このケルベロス騎馬警備部隊の写真も撮ってみたいと思います。
最後に、今回、ご紹介した本はこちら。
学研の戦史シリーズ風にまとめられているところが良いですね。
それに表紙のイラストも、良い味を出してます。
その深遠な作品世界に、まだまだ入り込めていないボクですが、今回は、ちょっと前の作品を載せてみたいと思います。

この一連の写真は、ボクが始めてデジタル一眼レフを購入した際に撮ったものです。
中学1年生の時にリトルニコンことNikon EMを購入して以来約30年近く銀塩フィルムの一眼レフで撮影していました。
で、やっと機能的に、デジタル一眼が、銀塩の一眼レフカメラに追いついてきた頃、現在も使っているNikon D-80を購入いたしました。
使用しているのは、銀塩時代から使用しているマイクロニッコール60mm F2.8。
これをデジタルカメラに使うと、焦点距離が長くなる、つまりやや望遠気味になってしまうのですね。
そんなこともあり、フィギュアで試し撮りしたのが、今回の写真で、今から約5年ほど前の作品になります。
当時は、ちょうどタカラのクールガールシリーズで、この「犬狼伝説 プロテクトギア 鷲尾 翠 in COOL GIRL 」が発売された頃だったと思います。

どのくらいの距離で、どのくらいのものが、どの程度、画面に収まるかという画角を掴むために、車両とも組ませてみました。
バックに写っているのが、それで、これは、イギリスのPalitoyのアクションマンシリーズで発売された、ドイツ軍のSd.Kfz. 222装甲車。
高校三年生の時、東京はポストホビーで購入しました。これを最初に、お店で見た時は興奮しました…。

次に馬とも組ませてみました。学研の「ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録」には、出ていない設定だと思うのですが、視点が高くなり、遠くまで見通せるので騎馬を使うことは多々あるので、こういうのもアリかなと思って撮ってみました。
今回ご紹介した写真は、前に撮った写真なので、セピア調に画像処理してみましたが、もともとはカラーです。

いちおう足には拍車をつけてみました。
それと、写真左に写っているのは、馬用のガスマスク。人間だけマスクしているのではおかしいですからね。
ただこれをつけているドイツ馬の画像が手持ちの資料からは見つかりませんでした。あれから5年も経っているので、また調べて、このケルベロス騎馬警備部隊の写真も撮ってみたいと思います。
最後に、今回、ご紹介した本はこちら。
![]() | ケルベロス東京市街戦首都警特機隊全記録 (Gakken Mook) (2009/03) 不明 商品詳細を見る |
学研の戦史シリーズ風にまとめられているところが良いですね。
それに表紙のイラストも、良い味を出してます。