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    アントラー【M1号:マルサン 復刻 ブラウン成型色/特別カラー版】

    磁力怪獣アントラーと言えば、特撮テレビ番組「ウルトラマン」の初期に登場し、ウルトラマンを苦しめた怪獣で、「ウルトラマン」本編の1週間前に放映された特別番組「ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生」にも登場した人気怪獣でもあります。

    その磁力怪獣アントラーが、この夏、ウルトラマン誕生50周年に合わせて、M1号さんよりマルサン復刻版ということで発売されました。

    アントラー01

    おもちゃ、特にソフビ怪獣は、ことあるごとに“○○限定版”等ということで発売されることが多くなっています。そのあたりは原型、金型の制作費の回収という商業上の視点もありあながち否定するものではありませんし、むしろバリエーションが増えて楽しいととらえることもできるでしょう。

    ただボクが今回、この磁力怪獣アントラーを入手したかったのは別の意味があったからです。

    それは…。




    磁力怪獣アントラーの魅力は先にも触れたとおり、特撮テレビ番組「ウルトラマン」の初期すなわち第7話「バラージの青い石」に登場したこともあり、各種媒体に多く採り上げられていたこともあります。

    また登場した第7話「バラージの青い石」のお話が、日本が舞台でないこと、初めて他国の科学特捜隊員が出てきたこと、ウルトラマンの祖先(?)がすでに地球に来訪し、地球人のために戦っていたことが想像されることなどが描写され、その「ウルトラマン」の世界を大きく広げるものとなっています。

    そして何より、お話がスタートして7話目に登場したこの磁力怪獣アントラーが“ウルトラマンの必殺技であるスペシウム光線が効かない”という特性をもっており、そのために“ウルトラマンの攻撃以外の手段で倒される”初の怪獣となっています。

    アントラー02

    そんな磁力怪獣アントラーですが、実はおもちゃ的にも魅力あふれる怪獣なのです。

    それは倉治隆さんによる研究資料「怪獣玩具」も記載されているとおり「ウルトラマン」放映当時、最多の可動部位を持つ怪獣だったからです。
    当時発売されていた一般的なソフビ怪獣は、首、左右の手足と基本的には5ヶ所が可動します。
    まれに尻尾が動く怪獣もおり、それで6ヶ所の可動となります。

    ところがこのソフビの磁力怪獣アントラーは首、左右の手足に加えて左右の大あごの7ヵ所が可動する怪獣となっています。

    お話は今から約28年程前にさかのぼります。

    地方から進学のために上京したボクたち。
    当時はインターネットもなく、まんだらけも古川益三さんが店舗でレジ打ちをしているという状況でした。

    そんな中、雑誌「宇宙船」(※当時は朝日ソノラマ発行)に掲載された広告を頼りに、下北沢を中心とした“アンティーク・トイショップ”によく出かけていました。

    学生のことでしたから、それほど高価なものは買えなかったのですが、先日、メディコムトイから復刻版の販売が無事完了した“亀マークのタイガーマスクソフビシリーズ”、私が時折当ブログで紹介している“バンダイのスタンダードサイズ ショッカー怪人”等は、なんとか購入できた時代でした。

    そして学生生活が終わりを告げるとき、それはそれぞれが仕事の道に進む時だったのですが、親友のFくんが記念にと購入したのが、この磁力怪獣アントラーでした。

    購入のきっかけは、先に挙げたストーリー上の、そしておもちゃとしての磁力怪獣アントラーの魅力だとFくんは言っていました。

    生前のFくんの自宅にお邪魔することはそれほど多くなかったのですが、その部屋に飾られていたのが、その時に買った磁力怪獣アントラーでした。

    そんなわけで“ウルトラマン50周年”そして“Fくんの1周忌”が重なった年に、思い出の磁力怪獣アントラーが復刻されたのも、不思議な縁と思い、購入するに至ったわけです。




    中近東の砂漠に生息する“磁力怪獣アントラー”は別名“蟻じごく怪獣”とも呼ばれています。

    一説によると5000年前から存在していると言われ、昆虫アリジゴクのような巣穴を堀り、そこの近くを獲物が通りかかるのを待ち構えています。

    アントラー03

    ひとたび獲物が通りかかるや、大あごの間から七色の“磁力光線”を発射し、獲物を引き寄せて捕らえます。

    アントラー04

    金属を主食としているとされる“磁力怪獣アントラー”。
    おそらくかつては、砂漠を行くキャラバン隊等を襲って食していたと思われますが、近年、航空機がその頭上を飛ぶことが増え、それを襲うことにより巨大化していったのではないかとボクは想像しています。

    「ウルトラマン」第3話「科特隊出撃せよ」に登場する“透明怪獣ネロンガ”も江戸時代にその出現が記録され、当時は“村井強衛門”なる侍に退治されたと劇中で語られています。
    これなども昔は“透明怪獣ネロンガ”の主食たる電気エネルギーが落雷程度でしか手に入らなかったため巨大化していませんでしたが、近代化の中で発電所ができ、そこからの電気を吸収することで巨大化したのではないと想像しています。ボクは。




    そんなわけでかどうかわかりませんが、巨大化した“磁力怪獣アントラー”は、砂漠の街・バラージの城郭に迫っていきます。

    アントラー05

    “磁力怪獣アントラー”のために、行商もルートを変え、行き来する人も絶えてしまったパラージの街。
    今度はの城郭も“磁力怪獣アントラー”により破壊されようとしています。

    アントラー06

    いよいよアントラーの大あごが宮殿の一角を捕らえました。
    今なら世界遺産に登録される(?)パラージ宮殿の最期を迎えるのでしょうか?

    アントラー07




    と、その時です。

    磁力怪獣アントラーが砂漠の空の向こうに青く光って飛行する物体を発見しました。

    その物体めがけてアントラーは七色の磁力光線を照射、青いく光る物体はしばらく抵抗していましたが、いよいよ抗しきれず砂漠に墜落。

    そこから“宇宙怪獣ベムラー”が現れました。

    アントラー08

    「ギャーオー!」
    「ガチッ!ガチッ!」

    砂漠に照り付ける太陽のもと、二大怪獣の激闘です。

    アントラー09

    “宇宙怪獣ベムラー”は口から青い熱線を吐きますが、あまつさえ硬い甲殻に覆われ、砂漠の日差しに慣れた“磁力怪獣アントラー”には効果がないようです。

    あっ、“磁力怪獣アントラー”の大あごが、“宇宙怪獣ベムラー”の細い体を捕らえました。

    近接戦になるとほとんど機能しない“宇宙怪獣ベムラー”の前足は役には立ちません。

    アントラー10

    「ガチッ!ガチッ!」
    「ギャー、ギャー…」
    「ガチッ!ガチッ!」

    断末魔の叫びをあげる“宇宙怪獣ベムラー”

    “磁力怪獣アントラー”の勝利です。

    ※本稿を書くにあたり「怪獣解剖図鑑」【朝日ソノラマ】の「砂漠の大決闘 アントラー ペギラ ベムラー」を参考にさせていただきました。




    さる8月15日、Fくんの新盆ということで、南樽太郎さんよどみかおるさんとボクの3人でFくんにお線香をあげてきました。

    その際、ご家族のご了承をいただき撮影してきたのが、こちら。
    Fくんが今から28年程前に、アンティークトイショップ(おそらく下北沢にある“甘辛人生劇場 懐かし屋”さんではなかったかしら)で購入した“磁力怪獣アントラー”

    アントラー11

    今は幽明境を異にすることとなってしまったFくん。

    でもこうして物を通してお話ができるような気がしています。

    アントラー12

    パラージの青い石を模したビー玉とバンダイのガシャポン“HGブルマァク魂”シリーズのアントラー(2種)。

    アントラー13

    いつかまた、こうしてみんなで遊びましょう!




    今回、参考にさせていただいたのはこちら。

    “磁力怪獣アントラー”の登場する第7話「パラージの青い石」が覚められているのはこちら。



    いつも参考にさせていただいている倉治隆さんの労作。



    そして怪獣の解剖図もさることながら、この本のみの怪獣同士の戦いが素敵な挿絵で描かれている本がこちら。



    上の本には「大復刻怪獣大図鑑」と名付けられた復刻版も出ています。
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    tag : ウルトラマン レトロソフビ 怪獣

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    宇宙怪獣 ベムラー【M1号:ブルマァク カラー】

    今年、平成28年(西暦2016年)は「ウルトラQ」放映50周年、「仮面ライダー」放映45周年といろいろありましたが、いよいよ、この7月17日で「ウルトラマン」放映50周年となりました!

    ベムラー01

    そこで今回は50年前の7月17日に放映された「ウルトラマン」の第1話「ウルトラ作戦第一号」に登場したM1号製の“宇宙怪獣 ベムラー”を「ウルトラ作戦第一号」のストーリーに沿って(ホント?)ご紹介したいと思います。




    こちらがその“宇宙怪獣 ベムラー”です。
    身長50メートル、体重2万5千トン。「宇宙のある星」から来た宇宙怪獣です。(「大復刻怪獣大図鑑」より)

    ベムラー02

    劇中に登場するベムラーは、もっと暗いグレーのような体色をしていますが、こちらのM1号のベムラーは、「帰ってきたウルトラマン」放映時(?)に、“ブルマァク”から発売されていたベムラーの塗装に準じて着色されています。

    またブルマァク製のベムラーは、どちらかというと大きな頭部に大きな目のついたポリュームのある体型をしていますが、このM1号製のベムラーは劇中に登場したベムラー同様スマートな体型をしています。

    さらに「ウルトラマン」に登場する怪獣の1体に“脳波怪獣 ギャンゴ”という怪獣がいるのですが、このギャンゴの着ぐるみは、この“宇宙怪獣 ベムラー”の着ぐるみを改造して作成されています。
    その事実をもとに、「マルサンで発売されていたソフビ怪獣のギャンゴのデザインをもとに、(着ぐるみとは逆に)ベムラーとして製作されていたら?」という発想のもとにモデリングされたのが、こちらのM1号製のベムラーです。

    子供のころ、ボクはブルマァクのベムラーを持っていたので、M1号さんから、劇中に登場したベムラを模して塗装したタイプのものと、玩具としてブルマァクから発売されたソフビを模して塗装されたタイプのものと、二つのバージョンのベムラーが発売された時、ボクは、かつて所有していたブルマァクの塗装とほぼ同じタイプを迷わず選びました。




    さて、そのベムラー。
    「ウルトラマン」の第1話「ウルトラ作戦第1号」ではどのような活躍をしているのでしょうか?

    宇宙怪獣 ベムラーは、宇宙の平和を乱す悪い怪獣として、ウルトラマンの手により宇宙の墓場へ連れていかれている最中に逃げ出し地球にやってきました。

    そしてウルトラマンの追跡を巧みにかわして竜ヶ森湖(※福島県にあるといわれていますが…)に潜んでいましたが…。

    ベムラー03

    この手の水中からの登場シーン。

    子供の頃だったらソフビ怪獣と一緒に入浴して、お風呂で遊ぶ場面ですよね。
    今でこそお風呂は自動給湯が一般的になっているかもしれませんが、子供の頃の我が家のお風呂はタイル張りで水道の蛇口が湯船の上の壁についていてそこから湯船に直接水が注げるようになっていました。

    お湯に満たされた湯船に、その蛇口のハンドルをいっぱいに回して水を入れると、湯面に水が当たって泡立ち、特撮番組や怪獣映画における水中からの怪獣の登場場面のようで、よくお風呂に怪獣を漬けては、水を出して遊んでたものでした。




    頭部のアップはこんな感じです。

    ベムラー04

    言われてみると“脳波怪獣 ギャンゴ”みたいでしょ。
    このソフビも持っていたのですけどねぇ。




    キャンパーたちからの通報により、竜ヶ森湖に潜むベムラーに対し、科学特捜隊は「ウルトラ作戦第1号」を発動、ベムラーに戦いを挑みます。

    まずは湖に潜ったベムラーを、科特隊の誇る“特殊潜航艇S号”をもって水中より攻撃することとしました。

    ベムラー05

    使用した“特殊潜航艇S号”は、息子のコレクションから。
    実際のおもちゃは「ウルトラマンダイナ 新たなる光編 全6種 HG 特殊潜航艇 21号 全6種 1 ウルトラマンダイナ2 ネオダランビア3」の中一つ、第10話「謎の恐竜基地」に登場した“S21”号ですが、ちょっといじって第1話に登場した“S16”号にしてみました。




    水中から特殊潜航艇の攻撃を受けたベムラーはたまらず湖面に顔を出しました。

    そこへ待っていましたと゛かりに上空よりジェットビートルがロケット弾ランチャーをお見舞いします。

    これが「ウルトラ作戦第1号」なのです!

    ベムラー06

    こちらのジェットビートルも、やはり息子のコレクションの「HG ウルトラマン Part5 奇跡!ウルトラの父編 再版 ガシャポン ジェットビートル・ウルトラホーク1号 単品」のものを使用しました。

    なお、こちらのものと同一機体です。

    また湖面は「ジオラマ素材003 水面」を使用しました。




    ところが、ベムラーもさるもの、その緊密な連携の切れ目を突いて、ハヤタ隊員の乗り込む特殊潜航艇 S16号を口にくわえていましました。

    ベムラー07

    今回の撮影に使用しようと思い、最近、バンダイより発売された「メカコレクション ウルトラマンシリーズ No.03 特殊潜航艇S号 プラモデル」を3月末に東京に行った際に購入したのですが、大きさが合いませんでした…(買う前に気が付きそうなものですが、だめですねぇ)




    湖から上陸したベムラーは特殊潜航艇を森の中に吐き出すとゆうゆう歩き出しました。

    ベムラー08

    劇中のベムラーとはまったく違う色使いなのですが、子供の頃のブルマァク版ベムラーの刷り込みがあるので、ボクとしては違和感はないです。




    「やつをこれ以上、湖のほとりから、出してはいかん!攻撃再開ツ!」

    ムラマツキャップの命令一下、科学特捜隊のスーパーガンがビュビュンとうなりをあげます。

    果たして、科学特捜隊の「ウルトラ作戦第1号」が成功するか!?、宇宙怪獣ベムラー勝つか!?

    ベムラー09

    スーパーガンの光線が稲妻型に放射されるようにしたかったのですが、うまくいきませんでした…残念。




    「ウルトラマン登場50周年、おめでとうございます!」

    ベムラー10

    と、いいつつ、怪獣・怪人の方が好きなボクのブログにはウルトラマンが登場しないまま終わるのでした。




    ということで、子供の頃、欲しかった(おそらくは小児科の待合室で見たか?お友達のお兄さんが持っていたか?)これも少し参考にしました。



    そしてウルトラマン対宇宙怪獣 ベムラーの戦いがみられるのはこちら。

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    ゴメス【M1号:マルサン1期 復刻 尾可動版:ライトグリーン成型色/メタリックブルー塗装】

    今年、平成28年(西暦2016年)は、空想特撮番組「ウルトラQ」が放映されてから50周年となります。

    そこで今回は、その「ウルトラQ」の記念すべき第1話「ゴメスを倒せ!」に登場した“古代怪獣 ゴメス”、それもM1号製の“マルサン1期 復刻 尾可動版 ライトグリーン成型色/メタリックブルー塗装”をご紹介したいと思います。

    ゴメス01

    このM1号製の“古代怪獣 ゴメス”は、M1号より平成24年に“クモ男爵”とともに発売されました。

    ちなみにクモ男爵は100個、ゴメスは50個の限定発売だったようです。




    ゴメス02

    おまけ(?)として、塗り絵とカードが封入されていました。

    カードに記載されている怪獣を見ていくと…。(表記名はカードの表記に合わせてみました)

    “怪獣 ゴメス”、“怪獣 ナメゴン”、“怪獣 ペギラ”、“宇宙人造怪獣 ガラモン(電波怪獣)”、“珍獣 カネゴン”、“地底怪獣 パゴス”は当時、発売されていた怪獣達。

    “怪鳥 リトラ”、“岩石怪獣 ゴルゴス”、“大ぐも タランチュラ”、“セミ人間”、“未来宇宙人 ケムール”、“海底原人 ラゴン”、“貝獣 ゴーガ”、“珍獣 ピーター”、“怪獣 トドラ”は、後年、M1号さんより“マルサン・ブルマァクタイプ”として発売された怪獣達。

    となるので、カードに記載されている怪獣で、未発売なのは“巨鳥 ラルゲユース”と“宇宙怪魚 ボスタング”となります。

    M1号さんからの発売を期待したいところです。

    なお、表記名はカードの表記に合わせてみました。
    ちなみに第12話「鳥を見た」の“古代怪鳥 ラルゲユウス”なんて、“巨鳥 ラルゲユース”でも、なんでも未だによく発音できません。

    では、空想特撮番組「ウルトラQ」放映50周年記念記事第1話「ゴメスを倒せ!」はじまりはじまり…。




    「ここは、東京と大阪を結ぶ弾丸道路のトンネル工事現場です。中ではたくさんの人が、一刻も早くトンネルを完成させようと働いています。今夜は、このトンネルの奥で起こったある事件をお伝えしましょう」(ナレーションはもちろん石坂浩二サン)。

    ゴメス03

    ゴメス04

    ゴメス05

    ゴメス06

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    円谷英二監督に敬意を表してクレジットを作ってみました。
    ついでにボクもちゃっかり載せさせていただきました。
    円谷英二監督と一緒の作品に関われるなんて光栄だなぁ。(ホントは関わってないけど)




    “古代怪獣 ゴメス”。
    背たけ10メートル。重さ3万トン。
    奥多摩山中のトンネルの工事現場からあらわれた、1メートルのきばをもつ怪獣。
    〈「怪獣ウルトラ図鑑 (写真で見る世界シリーズ)」より〉

    ゴメス08

    せっかくきれいに塗装されたゴメスのソフビなのでカラーにしていきたいと思います。




    長い眠りから目を覚ました“古代怪獣 ゴメス”出現。

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    工事現場の事務所に迫るゴメス!

    ゴメス10

    ちなみに東海弾丸道路の建設現場で働いているのは、東宝の怪獣映画でもおなじみの山本廉サン(映画「ゴジラ」でゴジラの第1発見者)、大村千吉サン(映画「三大怪獣 地球最大の決戦」で阿蘇山の火口付近に落ちた帽子を拾いに行って死んじゃうおじさん)、関田裕サン(「ウルトラQ」と同じ年に公開された映画「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」のサンダの中身)といったうれしい面々です。




    ゴメス11

    いつも引用させていただいている倉治隆さんの著書「怪獣ウルトラ図鑑[復刻版] (写真で見る世界シリーズ)」によると、ゴメスの尾が可動するのは第1期生産分のみ。

    なので、このマルサン・ゴメス第1期以外のマルサン、ブルマァクの怪獣ソフビは原則として身体としっぽは一体成形されています。




    詰め所を破壊したゴメス。
    今度は工事現場作業員の宿泊所に近づく。

    ゴメス12

    建物は「ウルトラQ」の本編を見返して、雰囲気の似ている「建物コレクション 町工場A2」を使用しました。

    ダンプカーはこちらの記事で使用したものと同じ“いすゞTWD/HTW ダンプ”です。




    と、その時。

    大空の彼方から!

    ゴメス13

    “原始怪鳥 リトラ”登場!




    にらみ合う二大怪獣!

    ゴメス14

    映画ならいざ知らず、テレビで二頭の怪獣が戦う場面が見られる!という状況に当時の子供達はさぞかし喜んだことでしょうね。

    この「ウルトラQ」第1話「ゴメスを倒せ!」の本放送は昭和41年1月2日、作家・睦月影郎先生の満10歳のお誕生日。
    ちなみにボクが誕生するのは、この放送の1年と11日後のこと。

    睦月先生がこの「ゴメスを倒せ!」を見た時のエピソードは、こちらの「テレビに夢中だった! (双葉新書)」に書かれています。

    ぜひご一読ください。




    ゴメス15

    怪獣王ゴジラの着ぐるみを改造した“古代怪獣 ゴメス”勝つか!?




    ゴメス16

    “シトロネラ酸(シトロネラアシッド)”を吐く“古代怪鳥 リトラ”勝つか!




    ゴメス19

    ま、どちらも仲良く、うちの“怪獣置場”に並んで飾られているのですが…。




    〈おまけ劇場〉

    “ウルトラシリーズ”の第1作である「ウルトラQ」の第1作「ゴメスを倒せ!」に登場し、タイトルにも使われている“五大怪獣 ゴメス”。

    ある意味、ウルトラ怪獣の顔とも言えますよね。

    大学生になり上京したボクは東京のアンティークトイショップに行くことが多くありました。

    もちろんその頃はインターネットなどはなく、専門誌もなく、先ほど紹介した倉治隆さんの著書「怪獣ウルトラ図鑑[復刻版] (写真で見る世界シリーズ)」もありません。

    ただただアンティークトイショップの棚の上やケースの中に置かれているソフビ怪獣を眺めるしかできませんでした。

    ゴメス17

    こんな感じで。

    ※ケースの上、ゴメス(マルサン第2期カラーリング)。ケースの中、左より、ガラモン(マルサン第1期カラーリング)、カネゴン(ブルマァクハワイバージョン)、パゴス(マルサン第1期カラーリング)。いずれも“HGブルマァク魂”シリーズ」より。

    ゴメス18

    この大きさだとジャイアントサイズになってしまいますね。

    「あ、あのゴメスがケースから出ている…。売れちゃうのかな…」

    高価な怪獣ソフビが買えるわけでもないのに、なぜかドキドキしている自分がいました。




    そんなわけで、“古代怪獣 ゴメス”と“古代怪鳥 リトラ”の戦いがカラーで見られるのはこちら。



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    吸血妖怪 ダイモン 【M1号】

    ハロウィンであります。

    昔は数あるあちらの様々な季節行事の中で一番おもしろそうだなぁと思っていた行事ですが、今年のような妙な盛り上がり(というか盛り上がっているよという報道)を見ると鼻白む今のボクであります。

    そんな中、今回ご紹介するのが、こちら。
    M1号より平成9年に発売された“吸血妖怪 ダイモン”です。

    ダイモン09




    “吸血妖怪 ダイモン”とは…。

    昭和43年、大映製作の映画「妖怪大戦争」に登場する妖怪です。

    このダイモン、古代バビロニヤの遺跡を墓泥棒が荒らしたことにより4000年の深い眠りより目覚めて日本へと渡ってきました。

    日本上陸を果たしたダイモンは伊豆の代官をはじめ様々な人物の血を吸うことでその人物に成り代わり、成り代わった人物の地位を利用してまたたくさんの人々の生き血を吸っていきます。

    ダイモン02

    日本映画界に妖怪映画あまたあれど、これだけの大妖怪が登場する映画は空前にして絶後でしょう。
    ※加藤保憲は妖怪の仲間ではないですよね…。




    そんな“吸血妖怪 ダイモン”。
    演じているのは、この映画「妖怪大戦争」が製作された前の前の年、すなわち昭和41年にやはり大映により製作された映画「大魔神」で“魔神様”を演じた橋本力サン。

    “魔神様”同様ものすごい“目力”で熱演されています

    ダイモン03

    “吸血妖怪 ダイモン”に憑依されちゃう方も、神田隆サン、大川修サン、木村玄サンといううれしい面々となっています。
    ※未見の方、ネタバレになっちゃっていたらゴメンナサイ。




    そさて、神田隆サン演ずる伊豆の代官・磯辺兵庫に取り憑いた“吸血妖怪 ダイモン”は、附近のか弱い女性や子供をさらってはその生き血をすするようになります。

    代官の配下による生け贄狩りから辛くも脱出した子供達と出会い、その子供達から助力を請われるのが、日本の妖怪達。

    日本の妖怪達も代官の家の池の主である河童から情報を得ていたので、これを契機としてさっそくダイモン退治に乗り出します。

    ダイモン04

    ぬっぺっぽう
    「このままでは日本中の人々が血を吸われてしまうたい」

    油すまし
    「そや、あんな奴のさばらせておいたら日本妖怪の名折れや!」

    日本映画屈指の名シーンです。




    “義を見てせざるは勇なきなり”とばかりに“吸血妖怪 ダイモン”に挑む日本の妖怪達。

    ダイモン05

    しかし、日本の妖怪はどちらかというと驚かすことに秀でてはいるものの、それほど戦闘力が高いわけではないので、大妖怪ダイモンに効果的な攻撃が仕掛けられません。




    それに引き替え、ダイモンの方は分身の術を使ったり…。

    ダイモン06




    巨大化したり…。

    ダイモン07

    果たして、日本の妖怪聯合が勝つか!? バビロニアの吸血妖怪 ダイモン勝つか!? 

    映画の中の日本妖怪の総力を結集した決戦とラストシーンは素晴らしい仕上がりになっています。




    今、この映画を見返すと、諸外国の不安定な状況や武力的圧迫、領空領海侵犯、テロル、大量の移民にあたふたする日本人を見ているようでもあります。

    ダイモン08

    「あんな奴のさばらせておいたら日本妖怪の名折れや!」

    この気概で私たちもがんばりたいものです。

    あんな奴のさばらせておいたら日本妖怪の名折れや!」

    大事なことなので二回言ってみました。

    妖怪じゃないけど…。




    そんなわけで、日本妖怪達の大活躍が見られる妖怪三部作のうちで、脂ののりきった二作目となる今回ご紹介した映画がこちら。



    林家彦六師匠の百物語も必聴! 妖怪三部作の第一作目といえばこちら。



    名優・戸浦六宏サンの怪演が見られる妖怪三部作の三作目はこちら。



    妖怪三部作のBlu-rayボックスの発売を熱望します!

    ついでに同じ大映製作の「与太郎戦記+陸軍落語兵」のBlu-rayボックスの発売も熱望します!
    ※DVD付属のハガキに以前、同じようなコメントを書いたら景品をいただきましたが製品化されませんでした。

    なのでVHSの画像をペタリ。



    主役の高島忠夫サンより大きな松坂慶子サン(しかも従軍看護婦ver)がご愛敬。
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    海底原人 ラゴン 【M1号】

    冷夏では?と言われていた今年の夏ですが、梅雨明けしてみると連日の猛暑日。
    ボクが住んでいる街も、時折、全国ニュースで報道されるほど暑い日が続いています。

    そんなわけで今回は、いつも当ブログをご覧の皆様に少しでも涼んでいただこうと“M1号”製、“海底原人 ラゴン”の登場です。

    ラゴン01

    “海底原人 ラゴン”は「ウルトラQ」第20話「海底原人ラゴン」に初登場、続く「ウルトラマン」第4話「大爆発五秒前」にも登場、最近では怪獣バラエティ番組「ウルトラゾーン」にも主要キャラクターとして登場するという息の長い人気を持つウルトラ怪獣です。




    「ウルトラQ」第20話「海底原人ラゴン」に登場したラゴンはメスの個体。

    ラゴン02

    なので、胸のところが少し膨らんでいます。




    漁網に引っかかり岩根島漁港に水揚げされてしまった我が子を救出するため、ラゴンは島に上陸します。

    ラゴン05

    幼生ラゴンは“真ブルマァク魂”シリーズの一つ“ラゴン”を使用してみました。
    この“ラゴン”はブルマァク社の“ラゴン(ジャイアントサイズ)”と同デザインとなっています。
    “ラゴン(ジャイアントサイズ)”はかなり珍しいもののようで、子どもの頃は売っているところも、友達がもっているのも見たことがありませんでした。




    「ウルトラマン」第4話「大爆発五秒前」に登場したラゴンは日本海溝での原子爆弾の爆発により巨大化してしまいます。
    そして、大暴れ。

    ラゴン03

    「ウルトラマン」では身体は新造型とのことなのですが、当ブログでは同じソフビを使用しています。




    巨大化、狂暴化に加え、ナント、口から“白色放射能光線”を吐くようになってしまいました。

    ラゴン04

    げに怖ろしきは原子爆弾に放射能。




    そんな“海底原人 ラゴン”ですが、音楽が好きで、音楽を聴くとおとなしくなります。
    ※「ウルトラマン」の時は効果がありませんでしたが…。

    ラゴン06

    7月末、30年来の親友で共通の趣味を持つFくんが他界しました。
    このブログもよく見てくれていて、会った時には必ず感想を述べてくれました。

    Fくん、30年の間、本当にありがとうございました。

    天国でもこのブログ見て下さいね。
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    黒江龍雄

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    1/6フィギュア、怪獣・怪人ソフビ、軍装、国内外の映画、そして最近は「ガールズ&パンツァー」に夢中になっています。

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