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    「Operation wadi ~ 涸れ川作戦」

    「金か鉄かという問いに対して、マキァベリは鉄を選んだが、われわれも彼に同意する。バターか大砲かというジレンマ、全く馬鹿げたこのジレンマの中で、われわれは選択した。大砲を。」(1937年12月3日)
    【「蘇るファシズム ムッソリーニの語録と素顔」永淵一郎 訳 1974年 経済往来社 より】

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    1940年9月13日。ドゥーチェ、ベニト・ムッソリーニは、8万名のイタリア軍をエジプトへと進めた。




    しかし…。

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    対するイギリス軍は3万余名に過ぎなかったが、イタリア軍をリビアへ押し戻し、瞬く間にベンガジ、トブルクを占領してしまった…。

    そこで、1941年2月12日。ドイツの智将、エルヴィン・ヨハネス・オイゲン・ロンメル将軍が、勇躍、トリポリ到着。
    ここに、北アフリカの戦いは新たな局面を迎えることなった。




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    1942年。イタリア領 リビア。




    ドイツ軍の某拠点へと続く検問所の一つ…。

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    「今日も暑くなりそうだな…」

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    trot-trot

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    「ん?」

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    「よぉ。戦友、一晩歩き通したンだが、本隊とはぐれちまった。少し休ませてくれないか」




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    「それは、大変だったな… 〝戦友〟」




    「〝戦友〟か…。…ン?」

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    「おい、ちょっと待て!」

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    「おい、〝戦友〟。そのロバの荷を見せてもらおうか…」




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    「うっ…」




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    bratatat!




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    bratatat!




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    「 ! 」




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    bang! bang!




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    「ウウッ!」




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    ドタッ!

    ギ、ギ、ギ、ギィ




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    「早く死体を片付けろ!」




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    ずざざざっ!




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    カチャッ




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    「こちら金魚、こちら金魚。水門は開いた、繰り返す水門は開いた」




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    偽イタリア兵「危ないところでしたね」

    コマンド部隊指揮官「うむ、トラックが来次第、先へ進むぞ」




    そして…。
    エジプト、カイロにあるイギリス軍司令部では…。

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    「また一つ補給基地をつぶしたそうじゃないか」
    「あぁ、モンティ(英軍の司令官バーナード・モントゴメリー中将)もご機嫌さ」




    その後もこのようなイギリス軍部隊は、ドイツ軍の後方に大小規模の奇襲作戦を続け、連合軍の作戦に大いに貢献した。

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    そして、1943年5月、在アフリカドイツ軍は全ての戦闘を停止した…。

    《おしまい》




    というわけで、前回の「DAK(ドイツアフリカ軍団)」の撮影の際、興が乗って、このようなフォト・ストーリーを作ってしまいました。

    実写から始まるっていうのは、ボクの好きな昔の戦争映画のパターンです。
    なお、使用している画像はフリー写真素材ソフトからのものです。自由に使えるのはいいのですが、画像が粗い…。その上、ドイツ軍の写真はほとんどなくて、その辺りも残念です…。

    お話の方は、よくある〝イギリスコマンドもの〟の作戦序盤のシーンをイメージしてます。

    またイギリス軍の軍装も、いわゆる〝なりすまし〟なので、一人は、イタリア軍に化けさせてみました。

    軍服・装備一式は、おなじみ、Twisting Toys製。

    もう一人、将校役は、アラブ風の衣装を羽織っていますが、これは、素体、衣装ともドラゴン・サイバーホビー製のモロッコ兵「MOROCCAN INFANTRY FRENCH EXPEDITIONARY CORPS」を使用しています。

    製品では、自由フランス軍同様アメリカ軍のM41ジャケットを着ていますが、それを着せずにカーキ色のセーターを着せてみました。

    ラスト近く、その将校が小型無線機で、別に待たせてあるトラック部隊に連絡を取る場面が出てきます。
    この無線機は、いわゆる〝ハンディトーキー〟と呼ばれるアメリカ軍の「SCR-536」です。

    この時分に、イギリス軍のこのような部隊が使用していたかということに関しては、全く自信がありません。

    イギリス軍の無線機の持ち合わせがなかったのと、戦争映画には良くあること、ということでご容赦ください。

    ちなみに、この無線機の通信距離は、地上約1マイル(1.5km)とのことですから、トラック部隊はそう遠いところには、いないという設定となります。

    ということで、今回のフォトストーリーも楽しんでいただけたら幸いです。

    さて、最後に。
    今回同様、連合軍のなりすまし部隊の活躍を描いた映画がこちら。

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    リー・ヴァン・クリーフ、ジャック・ケリー 他

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    この映画というと、ボクはNETテレビで放送していた土曜映画劇場を思い出します。

    小学生頃、翌日が日曜で休みなので、唯一(でもないんですが…)、見ることが許されていたテレビの映画劇場で見ました。

    ちなみに、金曜日のゴールデン映画劇場で「砂漠の鬼将軍」を放映した時は、「絶対、次の日、早く起きるから」と母に頼み込んで、見た覚えがあります。

    リー・ヴァン・クリーフのそっくりさんフィギュアが出たら、この映画をイメージして撮影してみたいです。

    そうそう、後で気がついたのですが、この映画に「ゲシュタポ卍(ナチ)第5収容所/女体セックス実験」の所長が出演しているんですよ、アメリカ兵役で…。

    この「地獄の戦場コマンドス」について、語り出すときりがないので、また後ほど。
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    DAK(ドイツアフリカ軍団)

    先日、CATVで映画「砂漠の鼠」を見ていたら、無性にドイツアフリカ軍団の将兵の写真が撮りたくなったので撮影してみました。

    映画はともかくとして、ボクの「ドイツアフリカ軍団」の原風景はというと、やはりタミヤの「1/35 MM 2号戦車」ですかね。

    戦車と戦車兵、そして4人のアフリカ軍団の将兵がセットで、ボクが小学校2年生の頃、定価500円、購入価格450円だったような気がします。最初からダークイエローに近い色で成型されたプラスチックは、まだ塗装が上手にできないボクにとって、塗らなくてもそれっぽい戦車として親しみやすいものでした。

    将兵のセットも「1/35 MM アフリカ軍団 」として発売されていて、こちらも当時150円で、良く買いました。ヘルメットと防暑帽が選べるようになっいいて、誰に防暑帽をかぶせようかな、なんていつも悩んでいました。

    さらにタミヤからは「
    1/35 MM アフリカ・コーア」という歩兵のセットも発売されました。
    最初は「ドイツアフリカコープス」という商品名で、後に今の名称に変更されました。ボクは「ドイツアフリカコープス」版を最初に買いました。当時250円で。

    そんなわけで、アフリカは遠いけど、身近な存在が、〝おもちゃのアフリカ軍団〟でした。




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    今回、撮影してみたかったのが、このコート姿の兵。

    タミヤのプラモデルの兵隊にはいなかったけれど、文林堂の「戦場の情景 ドイツ・アフリカ軍団写真集」(昭和54年発行)にも、「熱帯地用の防寒コート?」なんて記述があり、異国情緒にしびれたものでした。

    今回、登場したのはウール地のものではなく、モーターサイクル部隊のゴム引きコートのようなデザインの薄手のコートです。ベルトもバックルくらいしか見えませんが、帆布製のベルトをしている設定です。

    ドラム缶の脇に立つ歩哨をイメージして撮ってみました。
    映画では、補給基地=ドラム缶=イギリス軍のコマンドが狙う=まず最初に歩哨をやっつける、こんなパターンですよね。




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    先ほどちょっと触れた防暑帽を被った兵士です。

    防塵ゴーグル(紫外線よけも兼ねていたそうです)をして、口には砂よけの布を巻いています。

    で、頭に被っているのが、防暑帽。ものの本には、この防暑帽の内張が赤であること(この1/6防暑帽も内部は赤くなっています)が触れられていて、そして必ずと言って良いほど、「防暑効果は不明」と書いてあります。
    それに倣って、ボクも触れてみました。




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    最後に登場するのが、歩兵曹長さん。

    被っているのがバイザー付き規格帽。首に短機関銃をさげてます。
    で、足にはアンクルブーツを履かせてみました。

    「初期のロングブーツに比べ短いアンクルブーツを履く曹長さん。頭に被っているのは、つば付き規格帽で、これが後の野戦帽へと繋がっていく。後ろに木々が見えるので1943年チェニジアでの撮影と思われる」
    なんて戦場写真集の解説みたいに書いてみました。




    そんなわけで、ボクのおもちゃ箱の中の「ドイツアフリカ軍団」と書かれた箱の中から適当に装備を引っ張り出して遊んでみましたが、いかがだったでしょうか。

    最後に、先ほどの曹長さんから一言。

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    「このセットを見てくれ、何かお楽しみ企画があるらしいぜ」

    何がお楽しみかはともかく、今回の原動力になった映画がこちら。

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    「役に立てず、申し訳ない」(というようなこと)と、言うかっこいいドイツ将校も出てきます。
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    1/6 Umbrella ~ Wild Toys

    昨年12月末に購入したACI Toysの「1/6 Umbrella」(ブランド名は「Wild Toys」)です。

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    最近、やっと良い季節になったので紹介かたがた撮影してみました。




    まず、何と言っても傘と言えば、赤い悪魔ことイギリス空挺部隊ですよね。

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    アルンヘム郊外に降下し、アルンヘム市街進撃の準備をするイギリス第1空挺師団第1空挺旅団。

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    アルンヘム市街へはたどり着いたものの、第9SS装甲師団の反撃が開始されるや、イギリス空挺部隊は苦境に…。

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    そして、1944年9月21日(木)。アルンヘムの第1空挺旅団第2大隊は降伏。

    「おい、こんなものを、見つけたぜ」
    「傘か、いかにもトミーらしいや」

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    そして、その傘を寂しく見つめる第2大隊の兵…。

    いつか、アルンヘムの戦いをテーマにじっくり撮ってみたいなぁ…。




    「ところで君、この傘には色違いもあるんだよ」
    「あんた生きてたの!?」

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    てなわけで、今回の撮影のモデルとなった傘を手にしたイギリス第1空挺師団第1空挺旅団第2大隊のハリー・カーライル少佐の活躍が見たい方はこちら。

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    何で傘を持っているのか、という理由もわかりますよ。

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    白山雅一先生 一周忌追善公演

    昨年9月に亡くなった声帯模写の大家・白山雅一先生の「一周忌追善公演」が来る10月7日(日)に行われます。

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    詳しくは「丸山おさむ事務所」のサイトまで。


    作家・睦月影郎先生主催の軍歌を歌う会「雄叫會」に参加させていただいている私は、そのご縁で白山雅一先生と何度もご一緒しました。

    おしゃれで粋な白山先生は本当に素敵でした。

    カラオケでボクが「サーカスの唄」を歌った時は、藤山一郎先生の声で、
    「君ィ それでいい」
    と言ってくださった時のことなど、昨日のように思い出されます。

    たくさんの楽しい時を私達に与えてくださった白山雅一先生。
    いつまでも忘れません。

    皆様もぜひどうぞお越しください。

    お申し込みはこちら

    ※今回の情報は、この公演を企画されご自身も出演なさる丸山おさむ師から、いただきました。
     丸山おさむ師、本当にありがとうございます。
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