電子怪獣 メカニコング (ブルマァク 後期タイプ)
昭和の日ということで、先帝陛下と昭和の御代を偲びつつ、当時のおもちゃをとりあげてみたいと思います。
今回ご紹介するのは…。

ドクター・フーの傑作「電子怪獣メカニコング」です。
このメカニコングは、1967年夏公開の映画「キングコングの逆襲」に登場するロボット怪獣です。
この映画、ボクは映画館で見ています。
1973年の冬休みに〝東宝チャンピオンまつり〟でリバイバル短縮版として公開されたものでしたが。
資料によると、この「キングコングの逆襲」と一緒に上映されたのは…、
テレビマンガ「侍ジャイアンツ」、
特撮「ウルトラマンタロウ」、
テレビマンガ「山ねずみロッキーチャック」
テレビマンガ「エースをねらえ!」
テレビマンガ「科学忍者隊ガッチャマン」
という番組の数々。
こんなステキな映画にボクを連れて行ってくれたのは、今はもう亡くなってしまった祖母でした。
かすかな記憶では、祖母は着物姿でボクを連れて行ってくれたように記憶しています。
で、祖母とお出かけの時は、決まって前橋は銀座通り商店街にある「フジ製菓」の2階のレストランで、「ナポリタンスパゲッティ」を食べていました。
この日もきっとそうで、祖母の注文した「ピザパイ」も一かけくらい分けてもらっていたかもしれません。
そして誰と行っても、中央通り商店街にある「おもちゃの今井」か、「前橋模型」でプラモデルを買ってもらっていました。
この映画の頃だと、さしあたり…田宮模型の1/35MMシリーズ「ツェンダップ KS750 & BMW R75」あたり買って貰っていたのかなぁ。
と、こんな風に、メカニコングのソフビを手にすると、それを伝わって昭和の思い出が次から次へと蘇ってきます。
さて、この電子怪獣メカニコング。
同じ東宝のロボット怪獣であるモゲラやメカゴジラとは異なり、人間が作り上げたものです。

作ったのは天本英世サン演じる〝ドクター・フー〟。
仮面ライダーの放映が、ボクがこの映画を見る前の前の年1971年ですから、この映画のリバイバル公開を見たボクは、この〝ドクター・フー〟を見て、「あっ、死神博士」となったわけです。
そんな死神博士が作ったロボット怪獣ですもの、好きにならないはずはありません…。
そもそもこのメカニコングは戦闘用ではなく、北極地下深くに眠る貴重な鉱物〝エレメントX〟を採掘するための機械なのです。
そうは言っても、完成したメカニコングが揚々と出撃するシーンは、かの映画「海底軍艦」の轟天号出撃のシーンや映画「サンダ対ガイラ」のメーサー殺獣光線車と並んで、黒江龍雄がおすすめする東宝特撮科学兵器登場シーンベスト3に入っています。
こんな感じで…。

※映画では、東宝オリジナルのフロート付きヘリコプターが登場しますが、今回は、どことなく未来風のシルエットを持つトミカの日立建機 クローラーキャリアを登場させてみました。
次に、メカニコングの腰のあたりにベルトのようなものがあるのかおわかりになりますか?
そしてちょうど腕の下あたりに、ビール瓶のようでもあり、魚雷を縦にくつけたようでもあるモールドがあるのもご覧いただけるかと思います。
これこそ、〝削岩用ナパーム・ボンベ〟と言われるもので、これを岩の裂け目に投下して岩石を粉砕、地下深いところにある目的の〝エレメントX〟に近づいて行くわけです…。
ところが…。
光り輝く〝エレメントX〟の周囲には、ドクター・フーすら想定していなかったの強力な磁場があり、さすがのメカニコングもその場で故障してしまいます…。
こんな感じで…。

この強力な磁場を突破するには、このような機械では無理。
そう判断したドクター・フー達は〝キングコング〟の利用を思いつきます。
そしてモンド島にいる〝キングコング〟を捕らえ、催眠で操ろうとします。
そこで活躍するのが、メカニコングの第2号機です。
そして舞台は東京へ。

メカニコングとキングコングの死闘は続きます…。
ボクの中でいつまでもいつまでも…。
※画像のキングコング役は、当時も今もマルサンオリジナル怪獣〝ジャイアントゴリラ〟。
(ボクが現在所有している画像のものは、その復刻版です)
さてさて3月末に人事異動があり4月はヘロヘロでした。
でも、昭和の日ということで、昭和の思い出に浸りながら怪獣ソフビで遊んで、撮影して、画像加工して…と、楽しい1日を過ごすことができました。
「さぁまた、がんばるぞ!」
そんな決意を込めて、ボクの好きなメカニコングがアメリカ生まれの大ゴリラ、キングコングを投げ飛ばしやっつけている画像で締めたいと思います。

「いゃあ 昭和の日って 本当にいいもんですね」
本稿を書くにあたり次の資料を参考としました。
「東宝特撮映画全史」(東宝株式会社 出版事業室 昭和58年)
「東宝特撮 超兵器画報」(株式会社 大日本絵画 平成5年)
今回ご紹介するのは…。

ドクター・フーの傑作「電子怪獣メカニコング」です。
このメカニコングは、1967年夏公開の映画「キングコングの逆襲」に登場するロボット怪獣です。
この映画、ボクは映画館で見ています。
1973年の冬休みに〝東宝チャンピオンまつり〟でリバイバル短縮版として公開されたものでしたが。
資料によると、この「キングコングの逆襲」と一緒に上映されたのは…、
テレビマンガ「侍ジャイアンツ」、
特撮「ウルトラマンタロウ」、
テレビマンガ「山ねずみロッキーチャック」
テレビマンガ「エースをねらえ!」
テレビマンガ「科学忍者隊ガッチャマン」
という番組の数々。
こんなステキな映画にボクを連れて行ってくれたのは、今はもう亡くなってしまった祖母でした。
かすかな記憶では、祖母は着物姿でボクを連れて行ってくれたように記憶しています。
で、祖母とお出かけの時は、決まって前橋は銀座通り商店街にある「フジ製菓」の2階のレストランで、「ナポリタンスパゲッティ」を食べていました。
この日もきっとそうで、祖母の注文した「ピザパイ」も一かけくらい分けてもらっていたかもしれません。
そして誰と行っても、中央通り商店街にある「おもちゃの今井」か、「前橋模型」でプラモデルを買ってもらっていました。
この映画の頃だと、さしあたり…田宮模型の1/35MMシリーズ「ツェンダップ KS750 & BMW R75」あたり買って貰っていたのかなぁ。
と、こんな風に、メカニコングのソフビを手にすると、それを伝わって昭和の思い出が次から次へと蘇ってきます。
さて、この電子怪獣メカニコング。
同じ東宝のロボット怪獣であるモゲラやメカゴジラとは異なり、人間が作り上げたものです。

作ったのは天本英世サン演じる〝ドクター・フー〟。
仮面ライダーの放映が、ボクがこの映画を見る前の前の年1971年ですから、この映画のリバイバル公開を見たボクは、この〝ドクター・フー〟を見て、「あっ、死神博士」となったわけです。
そんな死神博士が作ったロボット怪獣ですもの、好きにならないはずはありません…。
そもそもこのメカニコングは戦闘用ではなく、北極地下深くに眠る貴重な鉱物〝エレメントX〟を採掘するための機械なのです。
そうは言っても、完成したメカニコングが揚々と出撃するシーンは、かの映画「海底軍艦」の轟天号出撃のシーンや映画「サンダ対ガイラ」のメーサー殺獣光線車と並んで、黒江龍雄がおすすめする東宝特撮科学兵器登場シーンベスト3に入っています。
こんな感じで…。

※映画では、東宝オリジナルのフロート付きヘリコプターが登場しますが、今回は、どことなく未来風のシルエットを持つトミカの日立建機 クローラーキャリアを登場させてみました。
次に、メカニコングの腰のあたりにベルトのようなものがあるのかおわかりになりますか?
そしてちょうど腕の下あたりに、ビール瓶のようでもあり、魚雷を縦にくつけたようでもあるモールドがあるのもご覧いただけるかと思います。
これこそ、〝削岩用ナパーム・ボンベ〟と言われるもので、これを岩の裂け目に投下して岩石を粉砕、地下深いところにある目的の〝エレメントX〟に近づいて行くわけです…。
ところが…。
光り輝く〝エレメントX〟の周囲には、ドクター・フーすら想定していなかったの強力な磁場があり、さすがのメカニコングもその場で故障してしまいます…。
こんな感じで…。

この強力な磁場を突破するには、このような機械では無理。
そう判断したドクター・フー達は〝キングコング〟の利用を思いつきます。
そしてモンド島にいる〝キングコング〟を捕らえ、催眠で操ろうとします。
そこで活躍するのが、メカニコングの第2号機です。
そして舞台は東京へ。

メカニコングとキングコングの死闘は続きます…。
ボクの中でいつまでもいつまでも…。
※画像のキングコング役は、当時も今もマルサンオリジナル怪獣〝ジャイアントゴリラ〟。
(ボクが現在所有している画像のものは、その復刻版です)
さてさて3月末に人事異動があり4月はヘロヘロでした。
でも、昭和の日ということで、昭和の思い出に浸りながら怪獣ソフビで遊んで、撮影して、画像加工して…と、楽しい1日を過ごすことができました。
「さぁまた、がんばるぞ!」
そんな決意を込めて、ボクの好きなメカニコングがアメリカ生まれの大ゴリラ、キングコングを投げ飛ばしやっつけている画像で締めたいと思います。

「いゃあ 昭和の日って 本当にいいもんですね」
本稿を書くにあたり次の資料を参考としました。
「東宝特撮映画全史」(東宝株式会社 出版事業室 昭和58年)
「東宝特撮 超兵器画報」(株式会社 大日本絵画 平成5年)
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