特撮TV番組 「怪奇大作戦」より 怪盗キングアラジン(一鉄斉春光)
平成27年7月27日(月)、30年来の親友、Fくんが亡くなりました。
本ブログも、その更新を楽しみにしてくれ、時々は記事にも登場していただきました。
8月15日(土)、住んでいた部屋を整理することとなり、ボクとやはり親友のよどみくんとでお部屋にお邪魔し、遺品を整理させていただきました。
几帳面なFくんらしくコレクションはきちんと整理されていました。
このコレクションを一緒に見たかったな…と思いつつ整理していました。
そんな折り、ご遺族の方より、形見分けと言うことで、ボクはこのアルフレックスより発売された平成14年12月に発売された“怪盗キングアラジン”をいただきました。

ボク達は共通の趣味で繋がっていていますが、その嗜好や蒐集傾向は微妙に異なっています。
“仮面ライダー”シリーズで言うなら「仮面ライダー」は別格としても、ボクの担当が「仮面ライダーストロンガー」で、南樽太郎くんが「アマゾンライダー」、よどみかおるくんが「新・仮面ライダー(スカイライダー)」で、Fくんは「仮面ライダー・スーパー1」というように。
なので、そのコレクションも好きなものはお互いに所有していたり、所有していないものは担当でなかったり。
そんな中、このブログにもたびたび登場する“アルフレックス”のフィギュアシリーズの中で、唯一(?)、Fくんが所蔵していたこの“怪盗キングアラジン”でした。
そのようなことから、この“怪盗キングアラジン”をFくんの形見としていただくに至りました。
Fくんは、この“怪盗キングアラジン”を未開封のままにしておきましたが、今回、Fくんと遊ぶこととなり開封させてもらいました。

当時のアルフレックスは乗りに乗っていて、この“怪盗キングアラジン”もその時期の他のフィギュアに負けず劣らずアクセサリー類が充実しています。
中でも目をひくのがこの仏像。

Fくんは仏像にも造詣が深かったので、きっとこの仏像も付いていたことも、このフィギュアを購入するきっかけになったのかなと思います。
なお、この仏像については「究極のフィギュア 『アルフレックス』の世界 斬!! 2004年 Cal magazine 12月号増刊
」の中に次のような記述があります。
「制作者の造形作家小池隆氏によると『番組でキングアラジンが盗んだ仏像は高価というワリにはショボかった。そこで国宝級の彫刻や仏像を参考に黄金仏像を再現した』そうだ」と。
では「怪奇大作戦」第1話「壁ぬけ男」【「ブログでAvanti!」版】はじまりはじまり。
「怪奇大作戦」オープニング

怪奇大作戦とは科学を悪用して犯罪を犯す者と、正義と科学を守る者との対決を描く怪奇犯罪ドラマである。
怪盗キングアラジンより、この夜0時に盗み出すと予告のあった“黄金観音菩薩立像”。

その警護のため寺の中には警視庁町田警部を筆頭として100名の警官が配置されていた。
時あたかも0時10分前。
そして…

「フフフフフ」
「あっ、しまった!」
呆気にとられる警官を尻目に…

「フフフフフ」
「“黄金観音菩薩立像”はキングアラジンがいただいて行く!」

警官はけん銃を構える。
「待て!待たんと撃つぞ!」
「ウフ、イヒヒヒ!」

突然、白い煙が立ち上ったかと思うと…
なんとキングアラジンの身体が壁の中へ

「ウウウ!」
「ウウウ!」

キングアラジンは壁の中へ。
警官は目を回してその場に倒れてしまった。
この奇怪な“壁ぬけ男”の事件は町田警部からSRI(Science Research Institute=科学捜査研究所)へ。

「原子構造の密度の高さか…。それはあくまで原子理論上のことだろう。むしろ目の錯覚かもしれない。人間や仏像が壁にめり込むはずはないのだが…」
さすがの牧史郎も、この“壁ぬけ”の謎に対する明確な解答が出せないでいた。
警察そしてSRIがこの“壁ぬけ”の謎が解けないでいる間。

ある夜も宝石店で。
また別の夜は、ある邸宅に隠された3億円を。

※しまったお札が福沢諭吉だった。
さらに日本公開中の“ランパンの騎士”までも

そしてとうとう藤原道斉氏が新作歌舞伎発表会の演目「鬼玉」のために貸し出した秘蔵の逸品「勾玉」も怪盗キングアラジンの手中に落ちてしまった。

※この「勾玉」、時価5000萬円と言われています。
「怪奇大作戦」の放映は昭和43年から昭和44年にかけての放映。
ちなみに昭和42年の芥川賞・直木賞の賞品が正賞が時計、副賞が20万円だそうです。
「続続値段の明治大正昭和風俗史
」より
※撮影に使用した勾玉は息子が小さい頃遊んでいたビー玉。時価はほぼ0円。

果たして、壁ぬけ術を駆使した怪盗キングアラジン勝つか。
“スペクトル破壊機”を備えた牧史郎勝つか。

“スペクトル破壊機”とはこんな感じ。

ボクの家内が大好きなサーモスの携帯ポットじゃありません。
ちなみにネタバレになるので“スペクトル破壊機”の機能については内緒。
詳しくは「怪奇大作戦 DVD-BOX
」をご覧下さい。
と、お彼岸の1日、亡きFくんを偲んで撮影してみました。

Fくんともっともっと遊びたかったなぁ。
本記事を記すにあたり「24年目の復讐―上原正三シナリオ傑作集 (宇宙船文庫)
」を参考にしました。
Fくんの作品はこちら


この本に収録されている一編「あの死者はだれ?」を書いています。
またこちらの本は多くの図書館に置かれていますので、お読みいただけとうれしいです。

本ブログも、その更新を楽しみにしてくれ、時々は記事にも登場していただきました。
8月15日(土)、住んでいた部屋を整理することとなり、ボクとやはり親友のよどみくんとでお部屋にお邪魔し、遺品を整理させていただきました。
几帳面なFくんらしくコレクションはきちんと整理されていました。
このコレクションを一緒に見たかったな…と思いつつ整理していました。
そんな折り、ご遺族の方より、形見分けと言うことで、ボクはこのアルフレックスより発売された平成14年12月に発売された“怪盗キングアラジン”をいただきました。

ボク達は共通の趣味で繋がっていていますが、その嗜好や蒐集傾向は微妙に異なっています。
“仮面ライダー”シリーズで言うなら「仮面ライダー」は別格としても、ボクの担当が「仮面ライダーストロンガー」で、南樽太郎くんが「アマゾンライダー」、よどみかおるくんが「新・仮面ライダー(スカイライダー)」で、Fくんは「仮面ライダー・スーパー1」というように。
なので、そのコレクションも好きなものはお互いに所有していたり、所有していないものは担当でなかったり。
そんな中、このブログにもたびたび登場する“アルフレックス”のフィギュアシリーズの中で、唯一(?)、Fくんが所蔵していたこの“怪盗キングアラジン”でした。
そのようなことから、この“怪盗キングアラジン”をFくんの形見としていただくに至りました。
Fくんは、この“怪盗キングアラジン”を未開封のままにしておきましたが、今回、Fくんと遊ぶこととなり開封させてもらいました。

当時のアルフレックスは乗りに乗っていて、この“怪盗キングアラジン”もその時期の他のフィギュアに負けず劣らずアクセサリー類が充実しています。
中でも目をひくのがこの仏像。

Fくんは仏像にも造詣が深かったので、きっとこの仏像も付いていたことも、このフィギュアを購入するきっかけになったのかなと思います。
なお、この仏像については「究極のフィギュア 『アルフレックス』の世界 斬!! 2004年 Cal magazine 12月号増刊
「制作者の造形作家小池隆氏によると『番組でキングアラジンが盗んだ仏像は高価というワリにはショボかった。そこで国宝級の彫刻や仏像を参考に黄金仏像を再現した』そうだ」と。
では「怪奇大作戦」第1話「壁ぬけ男」【「ブログでAvanti!」版】はじまりはじまり。
「怪奇大作戦」オープニング

怪奇大作戦とは科学を悪用して犯罪を犯す者と、正義と科学を守る者との対決を描く怪奇犯罪ドラマである。
怪盗キングアラジンより、この夜0時に盗み出すと予告のあった“黄金観音菩薩立像”。

その警護のため寺の中には警視庁町田警部を筆頭として100名の警官が配置されていた。
時あたかも0時10分前。
そして…

「フフフフフ」
「あっ、しまった!」
呆気にとられる警官を尻目に…

「フフフフフ」
「“黄金観音菩薩立像”はキングアラジンがいただいて行く!」

警官はけん銃を構える。
「待て!待たんと撃つぞ!」
「ウフ、イヒヒヒ!」

突然、白い煙が立ち上ったかと思うと…
なんとキングアラジンの身体が壁の中へ

「ウウウ!」
「ウウウ!」

キングアラジンは壁の中へ。
警官は目を回してその場に倒れてしまった。
この奇怪な“壁ぬけ男”の事件は町田警部からSRI(Science Research Institute=科学捜査研究所)へ。

「原子構造の密度の高さか…。それはあくまで原子理論上のことだろう。むしろ目の錯覚かもしれない。人間や仏像が壁にめり込むはずはないのだが…」
さすがの牧史郎も、この“壁ぬけ”の謎に対する明確な解答が出せないでいた。
警察そしてSRIがこの“壁ぬけ”の謎が解けないでいる間。

ある夜も宝石店で。
また別の夜は、ある邸宅に隠された3億円を。

※しまったお札が福沢諭吉だった。
さらに日本公開中の“ランパンの騎士”までも

そしてとうとう藤原道斉氏が新作歌舞伎発表会の演目「鬼玉」のために貸し出した秘蔵の逸品「勾玉」も怪盗キングアラジンの手中に落ちてしまった。

※この「勾玉」、時価5000萬円と言われています。
「怪奇大作戦」の放映は昭和43年から昭和44年にかけての放映。
ちなみに昭和42年の芥川賞・直木賞の賞品が正賞が時計、副賞が20万円だそうです。
「続続値段の明治大正昭和風俗史
※撮影に使用した勾玉は息子が小さい頃遊んでいたビー玉。時価はほぼ0円。

果たして、壁ぬけ術を駆使した怪盗キングアラジン勝つか。
“スペクトル破壊機”を備えた牧史郎勝つか。

“スペクトル破壊機”とはこんな感じ。

ボクの家内が大好きなサーモスの携帯ポットじゃありません。
ちなみにネタバレになるので“スペクトル破壊機”の機能については内緒。
詳しくは「怪奇大作戦 DVD-BOX
と、お彼岸の1日、亡きFくんを偲んで撮影してみました。

Fくんともっともっと遊びたかったなぁ。
本記事を記すにあたり「24年目の復讐―上原正三シナリオ傑作集 (宇宙船文庫)
Fくんの作品はこちら
この本に収録されている一編「あの死者はだれ?」を書いています。
またこちらの本は多くの図書館に置かれていますので、お読みいただけとうれしいです。
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クモライオン (メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション 仮面ライダー)
(前回に引き続き辻村真人さんの声で)「暗い闇の中から死の配達人が現れる。その時がこのクモライオン様の活躍する時なのだ」

ということで9月初めに届いた“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”の“クモライオン”。
実はこのクモライオン、ボクにとっては苦手な怪人で、“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”のラインナップに登場した時も正直、うれしくはありませんでした。
ゲルショッカーの怪人、クモライオン。
ゲルショッカの今回の作戦“T-3號計画”は、日本の産業界、学術界における主要人物を抹殺し、その代わりにゲルショッカーのロボットを送り込んで日本を支配すること。
その前段にあたる要人の暗殺を行うのがこのクモライオンです。

仮面ライダーカードにもなっているクモライオンの有名な写真を真似して撮ってみました。
それはともかく…。
「死神のお迎えだ」
こんな台詞とともに暗殺対象である要人の自宅に登場します。

前にクモライオンが苦手と書きましたが、実はボクにとっての子供の頃の一番怖いショッカー怪人がこのクモライオンだったのです。
ね、怖いでしょ?
え、そうでもない?
ボクが1歳になるかならないかの頃、父親がかなりリアルなライオンのぬいぐるみを買ってきてくれたことがあったそうで、それを見た当時のボクは大泣きをしてしまってぬいぐるみに近づきすらしないために返品したと母から聞いたことがあります。
なのでそのトラウマなのか、そもそもライオンが好きではないのか…。
ちなみにテレビ漫画「タイガーマスク」に登場するライオンマンも好きな悪役レスラーとは言えませんし、「快傑ライオン丸」も「風雲ライン丸」も見てませんでしたねぇ。
悪の秘密結社ショッカーがやはりアフリカ奥地で暗躍していたゲルダム団と合体してゲルショッカーになったように、ゲルショッカーの怪人は2つの生物を合体させた改造人間ということになっています。
で、こちらがクモライオンのクモの部分。

そしてこちらがライオンの部分。

こうしてこのライオンの部分を見てみると「スターウォーズ」に登場する“チューバッカ”にそっくり。
あっちのパ×リじゃないのか!?ってそんなことはないですよね。
ちなみに最初の「スターウォーズ」公開時に3㎝くらいのミニフィギュアが付いたお菓子が発売されていまして、小学校5年生のボクはコンプリートを目指したのですが、なぜかチューバッカばかりダブってコンプリートはなりませんでした。
クモライオン見てて思い出しました。
右手のアップ

凝ってますよね。
こんなに凝っているのに作品中では特に触れられずに残念。
そんなこともあってアップで紹介してみました。
「ライオンの体力とクモの能力を併せ持つクモライオンだ、本郷猛、貴様が暗殺リストの№3だ。いくぞ!」

なんでもライオンの持久力はハイエナよりも劣るそうですが、ここではあえて触れないでおきましょう。
「死ねェ ライダー!」

クモの糸はやっぱり赤いスズランテープ
にすれば良かった…。
ありもので代用させちゃダメですね。
「ううう、苦しい」

果たして仮面ライダー勝つか?、クモライオン勝つか!
〈おまけ劇場〉

プシューッ!

「おや?鞘香さん、何をしているので?」

「ああ、これ?殺虫剤撒いているの。セアカゴケグモが出ると困るから。ホント、いゃあね、毒グモって…」

クモ男、クモライオン
「がーん!」
〈おしまい〉
そんなわけでこわーいクモライオンのお話が収録されているのはこちら。


第87話「ゲルショッカー死の配達人!」クモライオンに続く、ネコヤモリが登場する第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」。
こちらも怖いお話ですよ(同話の予告編のナレーションを担当している塚田正煕監督風に)
にしても、当時の放映は11月末から12月初めのかけての放映。
怪談シーズンでもないのに、なんでこんな怖い話が続いたんだろう…。
ボクが恐がりだっただけか…。

ということで9月初めに届いた“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”の“クモライオン”。
実はこのクモライオン、ボクにとっては苦手な怪人で、“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”のラインナップに登場した時も正直、うれしくはありませんでした。
ゲルショッカーの怪人、クモライオン。
ゲルショッカの今回の作戦“T-3號計画”は、日本の産業界、学術界における主要人物を抹殺し、その代わりにゲルショッカーのロボットを送り込んで日本を支配すること。
その前段にあたる要人の暗殺を行うのがこのクモライオンです。

仮面ライダーカードにもなっているクモライオンの有名な写真を真似して撮ってみました。
それはともかく…。
「死神のお迎えだ」
こんな台詞とともに暗殺対象である要人の自宅に登場します。

前にクモライオンが苦手と書きましたが、実はボクにとっての子供の頃の一番怖いショッカー怪人がこのクモライオンだったのです。
ね、怖いでしょ?
え、そうでもない?
ボクが1歳になるかならないかの頃、父親がかなりリアルなライオンのぬいぐるみを買ってきてくれたことがあったそうで、それを見た当時のボクは大泣きをしてしまってぬいぐるみに近づきすらしないために返品したと母から聞いたことがあります。
なのでそのトラウマなのか、そもそもライオンが好きではないのか…。
ちなみにテレビ漫画「タイガーマスク」に登場するライオンマンも好きな悪役レスラーとは言えませんし、「快傑ライオン丸」も「風雲ライン丸」も見てませんでしたねぇ。
悪の秘密結社ショッカーがやはりアフリカ奥地で暗躍していたゲルダム団と合体してゲルショッカーになったように、ゲルショッカーの怪人は2つの生物を合体させた改造人間ということになっています。
で、こちらがクモライオンのクモの部分。

そしてこちらがライオンの部分。

こうしてこのライオンの部分を見てみると「スターウォーズ」に登場する“チューバッカ”にそっくり。
あっちのパ×リじゃないのか!?ってそんなことはないですよね。
ちなみに最初の「スターウォーズ」公開時に3㎝くらいのミニフィギュアが付いたお菓子が発売されていまして、小学校5年生のボクはコンプリートを目指したのですが、なぜかチューバッカばかりダブってコンプリートはなりませんでした。
クモライオン見てて思い出しました。
右手のアップ

凝ってますよね。
こんなに凝っているのに作品中では特に触れられずに残念。
そんなこともあってアップで紹介してみました。
「ライオンの体力とクモの能力を併せ持つクモライオンだ、本郷猛、貴様が暗殺リストの№3だ。いくぞ!」

なんでもライオンの持久力はハイエナよりも劣るそうですが、ここではあえて触れないでおきましょう。
「死ねェ ライダー!」

クモの糸はやっぱり赤いスズランテープ
ありもので代用させちゃダメですね。
「ううう、苦しい」

果たして仮面ライダー勝つか?、クモライオン勝つか!
〈おまけ劇場〉

プシューッ!

「おや?鞘香さん、何をしているので?」

「ああ、これ?殺虫剤撒いているの。セアカゴケグモが出ると困るから。ホント、いゃあね、毒グモって…」

クモ男、クモライオン
「がーん!」
〈おしまい〉
そんなわけでこわーいクモライオンのお話が収録されているのはこちら。
第87話「ゲルショッカー死の配達人!」クモライオンに続く、ネコヤモリが登場する第88話「怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!」。
こちらも怖いお話ですよ(同話の予告編のナレーションを担当している塚田正煕監督風に)
にしても、当時の放映は11月末から12月初めのかけての放映。
怪談シーズンでもないのに、なんでこんな怖い話が続いたんだろう…。
ボクが恐がりだっただけか…。
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レンズアリ(メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション 仮面ライダーV3)
(辻村真人さんのいつもの声で)「全世界にその名を轟かせたレンズアリとは俺様のことよ。シャカー!」

ということで8月も半ば過ぎに我が家に届いた“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”の“レンズアリ”。
さっそうとアジトに登場!

「仮面ライダーV3」第9話「デストロン地獄部隊とは何か!?」、第10話「ダブルタイフーンの秘密」の2話に登場。
「仮面ライダーV3」の初期登場怪人の常として、当時の雑誌媒体を中心に登場する機会も多く印象深いデストロン怪人の一人です。
中でも当時発売された“ジャンボマシンダー”シリーズにもラインナップされています。
当時のおもちゃの常として、敵役商品としての発売故に発売数も少なかったのか、現在、この“ジャンボマシンダーシリーズのレンズアリ”はかなり高価で取引されているようです。
現物があれば…の話ですが。
ちなみに“ジャンボマシンダーシリーズのレンズアリ”を紹介しているブログがあるんですが、そのブログのコメント欄には「○○萬円で譲ってください」のようなコメントが寄せられています…。
閑話休題
「ようこそ一流レーサーの諸君!」

レンズアリの使命は、有名オートレーサーを誘拐して“デストロン地獄部隊”を編成し『わるいことをさせ』(「仮面ライダーV3カード183」より)東京に混乱を引き起こすこと。
「わるいこと」というのが抽象度が高いですね。
レンズアリ「『わるいこと』と漠然と言われましても」
首領「そこを考えるのがキミの仕事だよ」
うーん、どこも大変だなぁ。想像だけど。
「俺の力を見せてやる」

レンズアリの武器。
『レンズになっている目から、協力な爆発熱戦をだす。
左手は、なんでも破壊する怪力』
(「仮面ライダーV3カード183」より)
「シャカー!!!」

レンズアリの特徴である大きな目。
その目が反転(?)し、発光、特殊な熱戦が出て爆発します。
どんな仕組みなのか、よくわからないですが、こうしてレンズアリのソフビ人形を手に取ってみると、この触覚で太陽光を集光してあの熱線を放つのかな?目の上にあるつまみ(?)は手動調整用のネジかな?等とイロイロ考えるのは楽しいものです。
レンズとアリ…
まずはボクの子供時代を年表的に見てみましょう。
幼稚園
「仮面ライダー」放映スタート 大いに熱中
幼稚園
「仮面ライダーV3」放映スタート さらに熱中
小学校入学
最初の音楽の時間に先生に「好きな歌を歌って良いよ」と言われ、先生のアコーディオンの演奏に合わせて、クラスのみんなで「仮面ライダーV3」の主題歌を歌う。
次の時間、なにを歌おうかと思っていたら、通常の音楽の授業になり、音楽の授業に関する興味を一気に失う。
そして、ボクが小学校3年生の時(だったと思います。
(小学校の3年生と4年生の時は同じY先生だったので記憶があいまいなんですが)
小学校の校庭で虫メガネの焦点を合わせるという実験をしていました。
一通り、土の上に太陽光を集光させ終わった子供達。
その一人K山くんがなんと校庭を歩き回っているアリに虫メガネで集光した太陽光をあててしまいました。
もちろんアリは…。
それを見ていたY先生。
怒るの怒らないの。
あんなに怖かったY先生を見たのは初めてでした。
そこでのY先生の一言。
「蟻ごだって生きているんだ!」
蟻ご…
さすがにその時代でもアリのことを“蟻ご”という子はいなくて(“アリンコ”と言っている子はいましたが)失笑が起きてしまったのですね。
そこでY先生はもっと怒ってしまって、ボク達、3年4組の子供達は延々、Y先生のお話を聴くこととなりました。
そのお話を聴きながら、ボクは「虫メガネ、レンズアリ、レンズアリ…」と連想キーワード的に思いを巡らせていました。
もちろん、Y先生のおっしゃっていた「命の尊さ」もしっかり胸に刻みました。
「腕の力を見せてやろう」

レンズアリの左手は、仮面ライダーV3カード197にも「レンズアリの怪力左手」として1枚分使って紹介されるほどの武器であります。
「おまえをねじきってやる!」

「うう…いたい…なんという、おそろしい力だ」(仮面ライダーV3カード197に書かれたV3の台詞より)
「私にもう一度、戦わせてください」

テレビ「仮面ライダーV3」の劇中でもデストロン首領に熱く懇願していたレンズアリ。
その願いが叶って(?)映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」で堂々の(?)復活を果たします。
その映画の中では仮面ライダー2号相手に大立ち回りを演じています。
「死ねッ ライダー2号」

テレビ登場時とは異なり、映画版では左手を仮面ライダー2号に向かって飛ばします!
※一説には手が飛んでしまうのはNGだったという話も(^^;)
“ジャンボマシンダーシリーズ”のレンズアリも左手を飛ばせるギミックがついているから、これはこれでいいのではないでしょうか。
(マジンガーZのロケットパンチと同じギミック?)
件のレンズアリが左手を飛ばすシーンが収録されている映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」が収録されているのはこちら。


そして今回も参考にさせていただいた資料がこちら。


テレビ版とは微妙に異なるアナザーストーリー(?)も載っていてファンの方は必読です。

ということで8月も半ば過ぎに我が家に届いた“メディコム・トイ 東映レトロソフビコレクション”の“レンズアリ”。
さっそうとアジトに登場!

「仮面ライダーV3」第9話「デストロン地獄部隊とは何か!?」、第10話「ダブルタイフーンの秘密」の2話に登場。
「仮面ライダーV3」の初期登場怪人の常として、当時の雑誌媒体を中心に登場する機会も多く印象深いデストロン怪人の一人です。
中でも当時発売された“ジャンボマシンダー”シリーズにもラインナップされています。
当時のおもちゃの常として、敵役商品としての発売故に発売数も少なかったのか、現在、この“ジャンボマシンダーシリーズのレンズアリ”はかなり高価で取引されているようです。
現物があれば…の話ですが。
ちなみに“ジャンボマシンダーシリーズのレンズアリ”を紹介しているブログがあるんですが、そのブログのコメント欄には「○○萬円で譲ってください」のようなコメントが寄せられています…。
閑話休題
「ようこそ一流レーサーの諸君!」

レンズアリの使命は、有名オートレーサーを誘拐して“デストロン地獄部隊”を編成し『わるいことをさせ』(「仮面ライダーV3カード183」より)東京に混乱を引き起こすこと。
「わるいこと」というのが抽象度が高いですね。
レンズアリ「『わるいこと』と漠然と言われましても」
首領「そこを考えるのがキミの仕事だよ」
うーん、どこも大変だなぁ。想像だけど。
「俺の力を見せてやる」

レンズアリの武器。
『レンズになっている目から、協力な爆発熱戦をだす。
左手は、なんでも破壊する怪力』
(「仮面ライダーV3カード183」より)
「シャカー!!!」

レンズアリの特徴である大きな目。
その目が反転(?)し、発光、特殊な熱戦が出て爆発します。
どんな仕組みなのか、よくわからないですが、こうしてレンズアリのソフビ人形を手に取ってみると、この触覚で太陽光を集光してあの熱線を放つのかな?目の上にあるつまみ(?)は手動調整用のネジかな?等とイロイロ考えるのは楽しいものです。
レンズとアリ…
まずはボクの子供時代を年表的に見てみましょう。
幼稚園
「仮面ライダー」放映スタート 大いに熱中
幼稚園
「仮面ライダーV3」放映スタート さらに熱中
小学校入学
最初の音楽の時間に先生に「好きな歌を歌って良いよ」と言われ、先生のアコーディオンの演奏に合わせて、クラスのみんなで「仮面ライダーV3」の主題歌を歌う。
次の時間、なにを歌おうかと思っていたら、通常の音楽の授業になり、音楽の授業に関する興味を一気に失う。
そして、ボクが小学校3年生の時(だったと思います。
(小学校の3年生と4年生の時は同じY先生だったので記憶があいまいなんですが)
小学校の校庭で虫メガネの焦点を合わせるという実験をしていました。
一通り、土の上に太陽光を集光させ終わった子供達。
その一人K山くんがなんと校庭を歩き回っているアリに虫メガネで集光した太陽光をあててしまいました。
もちろんアリは…。
それを見ていたY先生。
怒るの怒らないの。
あんなに怖かったY先生を見たのは初めてでした。
そこでのY先生の一言。
「蟻ごだって生きているんだ!」
蟻ご…
さすがにその時代でもアリのことを“蟻ご”という子はいなくて(“アリンコ”と言っている子はいましたが)失笑が起きてしまったのですね。
そこでY先生はもっと怒ってしまって、ボク達、3年4組の子供達は延々、Y先生のお話を聴くこととなりました。
そのお話を聴きながら、ボクは「虫メガネ、レンズアリ、レンズアリ…」と連想キーワード的に思いを巡らせていました。
もちろん、Y先生のおっしゃっていた「命の尊さ」もしっかり胸に刻みました。
「腕の力を見せてやろう」

レンズアリの左手は、仮面ライダーV3カード197にも「レンズアリの怪力左手」として1枚分使って紹介されるほどの武器であります。
「おまえをねじきってやる!」

「うう…いたい…なんという、おそろしい力だ」(仮面ライダーV3カード197に書かれたV3の台詞より)
「私にもう一度、戦わせてください」

テレビ「仮面ライダーV3」の劇中でもデストロン首領に熱く懇願していたレンズアリ。
その願いが叶って(?)映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」で堂々の(?)復活を果たします。
その映画の中では仮面ライダー2号相手に大立ち回りを演じています。
「死ねッ ライダー2号」

テレビ登場時とは異なり、映画版では左手を仮面ライダー2号に向かって飛ばします!
※一説には手が飛んでしまうのはNGだったという話も(^^;)
“ジャンボマシンダーシリーズ”のレンズアリも左手を飛ばせるギミックがついているから、これはこれでいいのではないでしょうか。
(マジンガーZのロケットパンチと同じギミック?)
件のレンズアリが左手を飛ばすシーンが収録されている映画「仮面ライダーV3対デストロン怪人」が収録されているのはこちら。
そして今回も参考にさせていただいた資料がこちら。
テレビ版とは微妙に異なるアナザーストーリー(?)も載っていてファンの方は必読です。
香港ストリート・シーン・パック (ZC WORLD)
ZC WORLDより発売された“香港ストリート・シーン・パック”(ZCアクセサリーズ/ HK ポリス タクティカル ユニット 警察機動部隊 ストリートシーン 1/6 ディスプレイセット ZC172)。

今年の2月に予約した商品でしたが、先週届きましたのでさっそくレポートしてみたいと思います。
中身はこんな感じです。

円形のゴミ箱x 1
黒いビニール袋バッグx 1
赤いレジ袋x 3
柵x 2
コピー用紙の段ボール箱x 2
コピー用紙シールx 1
金属チェーンと南京錠x 1
プラスチック・タイ・ストラップx 6
立ち入り禁止テープx 1
シールx 4
詳しく見ていきましょう。

今回のセットのメインの一つ、鉄製の柵。
と行っても材質は鉄ではありません。
錆びた感じが良い味を出してます。

鉄製のチェーンと南京錠。
鉄製の柵に比べてチェーンはぴかぴかしててちょっと残念。
南京錠は開け閉めできます。
別の用途にも使えそうです。
続いてゴミ箱。

最近のアメリカ映画のキャラを思わせるデザインであります。
ていねいにサイズに合わせた黒いビニール袋も付属。
こういう所はうれしいですね。

正面?の黄色の丸の中には“食物衛生局”と書いてあります。

丸まっているのが“立入禁止”のようなことが書かれているテープ。
赤いレジ袋は香港でよく使われている袋のようです。
ただよくわからないのがコピー用紙の箱。
かの“2014年香港反政府デモ”も関係があるようなのですが不勉強でよくわかりません。
そしてこれが本セットの“活躍想像図”

〈おまけ劇場〉

某国のとある都市。
「なにが“戦勝軍事パレード”だよ」

と、怒り心頭な“カルロス”。
「ふっふっふ、見てろよ」

いろいろと矛盾をはらんでいるためか警戒も厳重。

「ったく、どこをみていやがるんだ…。この隙っと」

時限爆弾はゴミ箱の奥底に?!
「友好都市間における連携強化だかなんだか知らないけれど、お偉いさんの都合で駆り出されたんじゃたまらねぇ」

「しかしまぁ、こうやって往来で堂々と煙草が吸えるのはありがたいねぇ。しかもゴミ箱に灰皿とは気が利いているじゃねぇか」
警戒に余念がない公安局

果たして悪漢カルロス勝つか?、公安勝つか!
“本記事には政治的意図はなく、テロにも反対です(為念)”
「食べ終わったバナナの皮、ゴミ箱に捨てづらいな…」

〈おまけ劇場 おしまい〉
〈おまけ〉

こちらが先日、たまたま行った“ダイソー”で見つけたゴミ箱。
もちん100円(税別)
「左の白いのが100円、で、右の赤いのがセットで10000円以上だって? 黒江、おまえ、どうかしてるンじゃないのか?」

「ちなみにカツシンさんの座っている椅子も“ダイソー”で100円でした…」


パレードは東京でしてたかも…ね。

今年の2月に予約した商品でしたが、先週届きましたのでさっそくレポートしてみたいと思います。
中身はこんな感じです。

円形のゴミ箱x 1
黒いビニール袋バッグx 1
赤いレジ袋x 3
柵x 2
コピー用紙の段ボール箱x 2
コピー用紙シールx 1
金属チェーンと南京錠x 1
プラスチック・タイ・ストラップx 6
立ち入り禁止テープx 1
シールx 4
詳しく見ていきましょう。

今回のセットのメインの一つ、鉄製の柵。
と行っても材質は鉄ではありません。
錆びた感じが良い味を出してます。

鉄製のチェーンと南京錠。
鉄製の柵に比べてチェーンはぴかぴかしててちょっと残念。
南京錠は開け閉めできます。
別の用途にも使えそうです。
続いてゴミ箱。

最近のアメリカ映画のキャラを思わせるデザインであります。
ていねいにサイズに合わせた黒いビニール袋も付属。
こういう所はうれしいですね。

正面?の黄色の丸の中には“食物衛生局”と書いてあります。

丸まっているのが“立入禁止”のようなことが書かれているテープ。
赤いレジ袋は香港でよく使われている袋のようです。
ただよくわからないのがコピー用紙の箱。
かの“2014年香港反政府デモ”も関係があるようなのですが不勉強でよくわかりません。
そしてこれが本セットの“活躍想像図”

〈おまけ劇場〉

某国のとある都市。
「なにが“戦勝軍事パレード”だよ」

と、怒り心頭な“カルロス”。
「ふっふっふ、見てろよ」

いろいろと矛盾をはらんでいるためか警戒も厳重。

「ったく、どこをみていやがるんだ…。この隙っと」

時限爆弾はゴミ箱の奥底に?!
「友好都市間における連携強化だかなんだか知らないけれど、お偉いさんの都合で駆り出されたんじゃたまらねぇ」

「しかしまぁ、こうやって往来で堂々と煙草が吸えるのはありがたいねぇ。しかもゴミ箱に灰皿とは気が利いているじゃねぇか」
警戒に余念がない公安局

果たして悪漢カルロス勝つか?、公安勝つか!
“本記事には政治的意図はなく、テロにも反対です(為念)”
「食べ終わったバナナの皮、ゴミ箱に捨てづらいな…」

〈おまけ劇場 おしまい〉
〈おまけ〉

こちらが先日、たまたま行った“ダイソー”で見つけたゴミ箱。
もちん100円(税別)
「左の白いのが100円、で、右の赤いのがセットで10000円以上だって? 黒江、おまえ、どうかしてるンじゃないのか?」

「ちなみにカツシンさんの座っている椅子も“ダイソー”で100円でした…」
パレードは東京でしてたかも…ね。